この記事は、ポールスミス別注Crokket&Jones(クロケット&ジョーンズ) ペニーローファーのメンテナンスの様子を紹介します。こちら2022年3月で10年モノとなりましたが、まだまだ現役です。
珍しいネイビーカラーが爽やかなシューズです。
こんな方へ
- Crokket&Jones(クロケット&ジョーンズ) の靴が気になる
- 10年経過後のスムースレザーの革靴はどういう状態か気になる
という方に向けて、紹介していきます。
コロナ以後、めっきり革靴を履かなくなりましたが、学生時代から革靴・靴磨きマニアとして、簡単な手入れを紹介します。
手入れの対象と、磨く前の状態
ポールスミス別注Crokket&Jones(クロケット&ジョーンズ) ペニーローファーについて
まずは、今回手入れする対象について、紹介していこうと思います。
英国のファッションブランド ポールスミスが名門靴ブランドCrokket&Jones(クロケット&ジョーンズ)に制作を依頼したペニーローファーです。
ポールスミスはご存知の方が多いと思いますが、Crokket&Jones(クロケット&ジョーンズ) はいかがでしょうか。
Crokket&Jones(クロケット&ジョーンズ) は、1879年に革靴の聖地・英ノーサンプトンで創業した靴メーカーです。
木型の多さ、007が着用と言ったあたりが特徴のブランドですが、別記事で紹介します。
この靴との出会いは、ちょうど10年前の2012年冬。
アウトレットのポールスミスで、珍しいネイビーカラーの靴を発見し、即買いしました。
革は最高の素材で、デザインはポールスミスといった革靴で、靴の修理屋に持っていくたびに、珍しさで褒め称えられてきた靴です。
そんなこの靴も、10年選手となりました。至るところに傷が入り、何度もヒールやトウの張り替えをし、今日まで至ります。
こちらの特徴的なパッチは、サルト銀座にて修理いただいたモノです。アッパーのアウトサイドのひび割れが酷く、チャールズパッチを参考につけることにしました。
※英チャールズ皇太子が、革靴にパッチの修理を施して履いていることからの通称
さて、こちらの画像は、手入れ前の状態。乾燥と汚れが気になります。
こちらを磨いていきます。
手入れ方法と靴磨き後の光沢感
今回は、少し簡単に下記のような手入れを施しました。
- ブラッシングし、靴のホコリと汚れを払い落とす
- レザーローションで、靴の油性・水性の汚れと前回のクリームを落とす
- シューズクリームでネイビーを補色しつつ保湿
- ウイスキーでシャイニング
- 仕上げのブラッシング
写真は3の後の状態。割と強く回数を重ねて塗りたくっています。
最後まで完了した後の写真。自分の顔が軽く反射しています。
アップで見ると、こんな感じ。非常に美しいですね。
今回使用したものは、こちらです。
まとめ
ネイビーのシューズは、磨けば磨くほど、シンプルな黒い革靴とは違った、爽やかな軽さを纏う光沢感を持ちます。
別の会で、細かい革靴の手入れの様子や、革靴の紹介をしていきたいと思います。
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