【レビュー】一生物の時計 1本目におすすめ Cartier サントス ドゥ カルティエ 青文字盤の評価(歴史・コーデ・スーツ・カジュアル・傷)

ブランド紹介

この記事では、私物の時計、サントス ドゥ カルティエ 青文字盤(サイズLM)の魅力を紹介します。

この記事の内容

この記事では、このようなお悩みにお答えします。

腕時計にお詳しい方向けというよりは、洋服好きの方向けに記載しています。

一生物となる腕時計の1本目が欲しいが、迷っている

・サントス ドゥ カルティエを狙っているが、自分のコーデに合うか心配。カジュアルにも合うか・・・

サントス ドゥ カルティエの紹介

歴史

1904年に誕生したサントス ドゥ カルティエは、実は「世界初の男性用腕時計」なんです。

ブラジルコーヒー王の息子で、飛行冒険家であったアルベルト・サントス・デュモンが、社交界で友人であったカルティエの3代目であるルイ・カルティエに、飛行機の操縦中にも時刻を確認しやすい時計をオーダーしたことが始まりです。(ブラジル出身だが、20歳頃に渡仏しています)

世界初の男性用腕時計」カルティエのサントスはなにが画期的だったのか? | メンズウォッチ(腕時計) | LEON レオン オフィシャルWebサイト

当時は懐中時計だったので、都度ポケットから出すのが困難だったのでしょう。彼に納品した時計は、「サントス・デュモン」と名付けられました。

なお、アルベルト・サントス・デュモンですが、社交界でとてもお洒落で有名で、パリの人々は彼のファッションをこぞって真似たそうです。ちなみに、飛行家としても、ライト兄弟の偉業の3年後に飛行を達成、ヨーロッパ初の飛行機製作者として知られており、リオデジャネイロの空港名にもその名を残しています。

タンクとの違いから見るサントス ドゥ カルティエの特徴

同じカルティエの時計として、タンクをご存知の方も多いと思います。
タンクのとの違いを明らかにしつつ、サントス ドゥ カルティエの特徴を紹介します。

タンクとの違いから見るサントス ドゥ カルティエの特徴

  • 正方形に近い角形、ビス留めといういわゆるラグスポ時計
  • タンクは直線的な一方、サントスはより湾曲され手首とのフィット感が高い
  • ワンタッチで着脱可能なクイックシステムにより、ベルト交換が非常に容易(下画像)
  • サイズを1リンク単位で調整できる新開発の「スマートリンク」を搭載、フィット感が高い
  • 1200ガウスという腕時計界でトップクラスの対磁性能で、磁気リスクに非常に強い
  • 防水性能は同程度
  • LMサイズだと、シャツがダブルカフスでないと少し収まりが悪め
  • LMサイズはデイト機能あり。タンクも物によりあり。デイト機能は好みの分かれるところ

サントス ドゥ カルティエの魅力・評価

私的に感じた魅力・評価を4点紹介します。

①:スーツにもカジュアルにも合わせられる

まさに「オン・オフ両方で使える」「シーンを選ばない」時計の代表格です。

前述の通り、いわゆるラグスポ時計のため、スーツはもちろん、カジュアルもお手の物、さらにはベルト交換により、「デニムにグレーパーカー」のようなコーデもバッチリです。

本記事では、洋服好きの方向けに、一生物の1本目におすすめできる時計として、サントス ドゥ カルティエを推していますが、このようにシーンを選ばないというのはまず第一に置くべき観点と思います。

②:ベルト交換の拡張性、コーデ合わせが服好きには楽しい

こちらがサントス ドゥ カルティエの最大の魅力ではないでしょうか。
もちろん、他の時計でも、ステンレス⇄レザーなどの変更も可能なのですが、器具が必要・手間がかかるなど厄介なものです。

サントス ドゥ カルティエはステンレスのベルトのほか、もう1本付いてきます。
今回紹介する青文字盤のものは、レザーの青ベルトでした。

買い換えもカルティエ店舗などで可能で、2024年1月時点で5万円程度となっています。
カラーバリエーションも豊富で、画像のような緑なども取り扱いがあります。
※画像はおそらく、緑文字盤についてくるもの

白文字盤の定番サントス に、様々な色のレザーベルトを買い足して、コーデを楽しむのもありですね。

Cartier - CARTIER(カルティエ)・サントスドゥカルティエLMの通販 by 小さな時計屋さん(渋谷店)'s shop|カルティエならラクマ

私の青文字盤のものは、あいにく買い替えは青ベルト一択になりそうですが、付属のレザーがマットな青なので、艶やかな青クロコのベルトを購入するのが今から非常に楽しみです。

③:傷が目立ちやすい

ベゼルのポリッシュが顔が映るくらい非常に強くかかっているので、わずかな傷が非常に目立ちやすいです。購入後半年経って、少しずつ細かい傷が目立つようになってきました。

が、こちらについては、対策・考え方は2つあります。

1)研磨してもらう
時計屋orカルティエ店舗にて、研磨いただくことが可能です。文字通りほんのわずかに薄くなりますが、輝きは取り戻ります。

2)ヴィンテージ、経年変化として許容する・楽しむ
細かい傷が重なり、少しマットな見た目に変化します。それを楽しむのも、一生物の時計として良いかもしれません。

まとめ

サントス ドゥ カルティエは、一生物の時計 1本目として非常におすすめできる、デザイン・機能性共に優れた時計です。

洋服好きの皆様、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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