万年筆のおすすめ記事は世に溢れていますが、筆記具としての視点がメインです。
ですが、アクセサリー感覚で万年筆を探している方もいるのではないでしょうか。
今回は、万年筆を愛用している私からファッション視点・見た目重視で万年筆をおすすめブランド3選を紹介したいと思います。
こんな人におすすめ
- 文房具としての他、ファッションアイテムとしても万年筆が気になる
- デキるビジネスマンとして万年筆を探している
- カッコ良くて楽に書けるペンが欲しい
見た目重視で選ぶ万年筆のおすすめポイント
スーツに胸ポケ刺しでキマる
ジャケットの胸ポケットに何を入れていますか?
100円のボールペンではサマになりません。
紳士は、チーフかラグジュアリーな万年筆しか入れてはいけません。
メンズのアクセサリー、特にビジネスシーンでは市民権を得ているものは非常に少ないです。
ビジネスでは、結婚指輪・時計・タイピン・チーフくらいではないでしょうか。
そこで含めたいのが、筆記具である万年筆。
ゴールドやシルバーを胸に挿すと一気に上品になります。
手書き文字の上品さが違う
説明よりも、まずはこの動画を見てください。
書道のように、強弱の付け方・表現が多彩です。インクの濃淡も非常に美しいです。
こんなペンで、女性向けのプレゼントにメッセージカードを添えましょう。
万年筆の良いところは、こんな綺麗でありながら、仕組み上、ペン自体の重さと摩擦がない仕様で、本当に楽に文字が書けます。
※なぜ書くのが楽なのか、詳細はどこにでもある万年筆の仕組み解説ページをご覧ください。
ブランド紹介
MONTBLANC(モンブラン)
まずは代表格、モンブランです。
様々なラインが出ていますが、ブランドの代表格はマイスターシュテュックです。
私もマイスターシュテュックを愛用していますが、誰でも知っているブランドである為、まずは1本目として最適です。見た目も万年筆の代名詞のようないわゆる「仏壇」的なもので、クールです。
なお、モンブランについては、メンズアクセサリーや小物も充実しています。例えば、万年筆に最も近距離に位置するアクセサリーであるカフリンクスを、リンクさせると相当おしゃれな手元が完成します。
こちらの記事で、モンブランのアクセサリーを紹介していますので、併せてご覧ください。
AURORA(アウロラ)
1919年にイタリア北部のトリノで創業したアウロラは、イタリア最古の万年筆ブランドです。
イタリアブランドらしい美しいデザインが特徴です。
人気モデルはこちらのオプティマです。
DELTA(デルタ)
1982年にイタリアのナポリで創業したデルタ。
こちらもアウロラと同じくイタリアブランドらしい華やかな色味が特徴ですが、ナポリスーツ同様に色使いが素敵ですね。
少し派手に見えますが、ビジネスでも利用できます。
胸ポケに挿した際、見えるのは上部の黒ベースにスターリングシルバーまでですので。
いざペンを抜いたときの華やかさが抜群です。
…しかし、2018年に廃業。どうやら新作は手に入らないようで、デッドストックを取得するしかないようです。
創業者の息子が新ブランドを発表したようですが、後継ブランドではなく、修理依頼も互換性のあるものを除き、受け付けていないようです。
余談:ボールペンではダメなのか?
下記で紹介するハイブランドの万年筆。おおよそ10万円弱しますので、費用感が気になる方もいるでしょう。
見た目がほぼ同じならば、ボールペンで良いのでは、と思うでしょう。
結論、ファッション視点でこれらのブランドの筆記具を買うならば、万年筆一択です。
なぜなら、ファッションとして人に見せるものである以上、人から聞かれた際に、ボールペンだと答えることは聞き手の期待値を下回ってしまうからです。
聞いてくるような方は、万年筆であることを期待しています。ファッション好きで買うのであれば、そこは妥協せずに万年筆でサラッと期待値を超えていきましょう。
また、本来の筆記具としての性能を鑑みても、万年筆は、長く使える・手が疲れない・綺麗に書ける という点でも圧倒的な差があります。
まとめ
紳士の胸ポケットには万年筆を入れましょう。
ラグジュアリーホテルのフロントで、職場で、契約書にサインするとき、…etc.
様々なシーンであなたをよりカッコ良くしてくれます。
気になる方は、まずは百貨店の筆記具コーナーで試し書きしてみてください。
文字を書くだけでも世界が変わって見えますよ!
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