着こなしのカジュアル化が進む昨今ですが、夏でもジャケット着用が必要なシーンは未だにあります。
ビジネスのほか、良いレストランやホテルに出向く際に、暑い夏でも涼しげでスマートに着こなせている紳士はかっこいいですよね。
この記事では、夏用のジャケットの選び方・およびコーディネートのポイントを説明します。
夏用のジャケットを用意すべき理由
ジャケット着用が望ましいシーンがあるにせよ、オールシーズンものでは何がいけないのか、
なぜ夏用のジャケットが必要なのか、理由は下記があると思います。
- 暑さ対策として、涼しく快適にする必要がある(熱中症対策)
- 季節感があって、おしゃれ・かっこいい・爽やかな印象を与えつつもキッチリ感がある
夏用のジャケットをお持ちでない方は、本記事で何をポイントに選ぶべきか検討し、調達しましょう。
夏用ジャケットの選び方・コーディネートの3つのポイント
では、選ぶ時・着る時に何を考えるべきか。
下記3つのポイントに沿って、それぞれ説明します。
- 夏用の素材:サマーウール、リネン、コットン等を選ぶ
- 仕立てはアンコンがおすすめ
- ニットタイなどの夏用アイテムで涼しげに
ポイント1)夏用の素材:サマーウール、リネン、コットン等を選ぶ
まず、素材の観点についてです。
通気性・軽さ・涼しげな見た目 を得るべく、夏用の素材から選びましょう。
簡単に代表例を列挙します。
- サマーウール
- リネン(麻)
- コットン
- シアサッカー
- モヘア
ポイント2)仕立てはアンコンがおすすめ
続いて、仕立て・作りの観点です。
夏用ジャケットは、芯地のない「アンコンジャケット」がおすすめです。
一般的なジャケットは、胸の芯や肩パッドにより、構築的で美しいボディラインを強調する作りをしていますが、アンコンジャケットは、ソフトで体に柔らかくフィットするのが特徴です。
そのため、結果として風になびく分、涼しく快適です。
日本の夏は湿度が非常に高いので、通気性・風をいかに通すかがポイントとなるのです。
では、どういったブランドのものを購入すればいいのか。
代表格から選んでみてはいかがでしょうか。
こちらの記事で、アンコンジャケットの代表格ボリオリ のジャケット(COAT)について紹介していますので、合わせてご覧ください。
ポイント3)ニットタイなどの夏用アイテムで涼しげに
最後に、実際に着用する上でのコーディネートの観点です。
夏用のアイテムで涼しげにまとめましょう。
- シャツ)リネンのホリゾンタルカラーシャツ
- ネクタイ)ノータイ、ニットタイ、芯地のない軽いネクタイ
- ボトムス)ジャケットとセットアップ、デニム、白パンツ、ベージュのチノパンツ
- シューズ)白スニーカーやローファーなど
まとめ
紳士の春夏の着こなしには、夏用ジャケットが不可欠です。
イベントの多い春夏、涼しげでクールなジャケットとともに、快適で素敵な時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
また、夏のスーツ全般の着こなしはこちらの記事でも広く解説していますので、併せてご覧ください。
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