【レビュー】yuhaku(ユハク) 8年愛用!名刺入れのおすすめポイントを解説 (コードバン、Diamant・ディアマント)

モノ紹介

この記事は、yuhaku(ユハク)のブランド紹介・私物の経年変化をお見せしていきます。
創業者である仲垣友博氏と会話した思い出も記載しています。

この記事の内容

この記事では、こういったお悩みにお答えします。

yuhakuの購入を検討している
・yuhaku製品の特徴や経年変化が知りたい

20代〜50代の方向けのプレゼントとして、上質で良心的な価格の革小物ブランドを狙っている・知りたい

yuhaku(ユハク)とは?

商品を紹介する前に、まずはyuhaku(ユハク)というブランドについて簡単に紹介していこうと思います。

yuhaku(ユハク)とは?

まずはyuhaku(ユハク)について簡単に紹介していこうと思います。

yuhakuは、2006年に前身の「ameno spazio」が創業、2009年に「yuhaku」ブランドを起こしています。

yuhakuの魅力は、美しい染色です。

創業者は、仲垣友博氏。学生時代に建築専攻で、アート活動・シューズブランドでの勤務を経験し、開業に至ります。前身の「ameno spazio」時代に革染色研究に没頭したことから、現在の美しい染色があるようです。

(参考:yuhaku HP

yuhakuを知ったきっかけ 〜仲垣友博氏の実演イベントを見て即買い〜

私がyuhakuを知ったきっかけは、ネットリサーチではありませんでした。

革小物収集・磨きを趣味としていた学生時代、アルバイト先の百貨店でたまたま染色の様子を実演するイベントで、創業者の仲垣友博氏と話したことがきっかけでした。

普段なら何気なく通り過ぎる、百貨店のイベントですが、革小物の美しすぎるグラデーションに目が止まりました。

image
https://yuhaku.co.jp/yuhaku/

ベルルッティのパティーヌとは異なり、水性染料の革染色は、内部まで染み込むことで生まれる深みがあることを教わりました。

また、経年変化について質問すると、「経年変化は私もわからない。使っていただく方次第で如何様にも変わるようだ」という説明を受けました。おそらく、手脂や汗腺、使い方で様々ということと解釈し、自分独自の変化を味わいたいと心底惚れ込み、即決購入しました。

購入したのは、名刺入れ。就職まであと1年というタイミングだったので、未保有のアイテムで、個人的に最も美しく目に止まったターコイズのものを選びました。こちらのものです。

様々なコレクションを展開 (ベラトゥーラ・アルベルテ・ディアマント等)

思い出話はさておき、一目惚れ購入したのでその時は知りませんでしたが、yuhakuには様々なコレクションがあります。人気どころですと、初代シリーズの定番 ベラトゥーラや、デザインが特徴的なアルベルテ など色々あります。

今回は私が購入した美しいコードバンが魅力のDiamant(ディアマント)を紹介します。

ディアマントは、日本が誇る名タンナー レーデルオガワのコードバンをベースに、yuhakuの革染料技術を合わせた贅沢なコレクションです。名の通りダイアモンドのような美しさと耐久性を堪能できます。

メインで紹介するのは、私の購入した名刺入れですが、こちらのようなコンパクトなコインケースであれば、キャッシュレス時代の財布として活用できそうです。

レビュー:yuhaku(ユハク) Diamant(ディアマント)の名刺入れをおすすめする理由

実際に私が愛用する名刺入れについて、素材・作り・経年変化の観点でレビューをしていきます。

2014年春に購入したもので、この記事を執筆している2022年5月時点で8年選手となります。名刺入れという特性上、他の革小物と比較すると摩耗や痛みも少なく、かなり状態は良いです。

素材:美しい染料のグラデーション

素材と染料については、概要は上述ですし、こちらは文字で伝えるのは野暮ですので、画像で美しさをご堪能ください。

また、内側ポケット部分には、アクセントとなる赤いパーツも利用されており、開いた時のテンションがブチ上がります。

縫製・作り:美しいコバの仕上げは丁寧だが、曲がり部分にはシワあり

続いて、メーカーの技術の差が出る縫製の部分について。

複数のパーツを使う一方で薄く仕上げる必要のある革小物において、コバをどこまで美しく仕上げるかは職人の腕が出る部分と消費者目線で捉えています。

また、名刺入れとしての性能も抜群です。

笹マチ付きなので、名刺20枚程度が収納できます。
収納枚数によって厚みが調節され、ジャケットの内ポケットかさ張ることがありません。

ただし、少し気になるのが、曲がり部分の処理。

しわがあり、多少雑さが目立つような気がします。染料が美しいので、気にしないことにしています。笑

経年変化(エイジング):黒みがかり深い色味に変化

買ったきっかけにもなった経年変化ですが、創業者のお言葉をお借りするならば、「私の場合は」少し黒みがかった深い色味に変化しました。

これも世界にOnly Oneだとすると、さらに愛着が湧いてしまいます。

関連のおすすめ(手入れ道具)

関連して、コードバンを長く愛用するならば、コードバン専用のクリームを準備し、丁寧に手入れしたいものです。私がコードバンの手入れで愛用しているのは、いくつか試しましたが、やはりBoot Blackが使いやすいです。

また、種類がいくつかありますが、下記の通りの「ニュートラル」タイプを選ぶと、購入する革小物の色問わず利用できるので、おすすめです。

また、傷の消し方が公式HPのこちらのページに記載されていて、大変参考になるので、合わせて紹介いたします。

まとめ

yuhaku(ユハク)は、その革染料の美しさはもちろんですが、長い利用にも耐久できる上、その人それぞれの経年変化が楽しめる最高の皮小物です。

yuhakuが気になる方、またプレゼントを探している方、ぜひ有力候補に含めて購入検討してみるといかがでしょうか。

また、私的な革小物のおすすめブランドをこちらの記事で紹介しています。併せてご覧ください。

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